2008年4月5日土曜日

DeleGateの導入(POP3、SMTP編)

DeleGateはPOPもSMTPも中継できちゃいますので、導入します。

まずpop。
# vi pop.conf
-P110
SERVER=pop
ADMIN="root@hoge.com"
RELIABEL="*"
RELAY=proxy
CACHE="no"
LOGFILE=""
CONNECT="d:*:*"
MOUNT="* pop://hoge.com/*" #default
REACHABLE="192.168.0.9"
MOUNT="//moge.com/* pop://moge.com/*"
REACHABLE="192.168.0.9"

↑この設定の解説。
MOUNT="* pop://hoge.com/*"
普通にPOPアクセスがあると、hoge.comに中継されます。

MOUNT="//hoge.com/* pop://hoge.com/*"
POPのアカウント名が「アカウント名#moge.com」となってる時には、moge.comに中継されます。

REACHABLE="192.168.0.9"
中継先は192.168.0.9縛りです。

次にSMTP編。
-P25
SERVER="smtp"
RELIABEL="*"
RELAY=proxy
CACHE="no"
LOGFILE=""
CONNECT="d:*:*"
MOUNT="/* smtp://192.168.0.2/* vhost=-smtp.bbb.biz"
REACHABLE="192.168.0.0/24"

↑この設定の解説
外から来たsmtpを内側に振り分けます。
SMTPサーバを外部に制限無しに解放してしまうのは危険なので、到達できるIPを限定しておきます。



POP起動(コンソール付き)
# delegate -vv +=pop.conf
POP起動
# delegate +=pop.conf
POP終了
# delegate -P110 -Fkill

SMTP起動(コンソール付き)
# delegate -vv +=smtp.conf
SMTP起動
# delegate +=smtp.conf
SMTP終了
# delegate -P25 -Fkill


なお。
DeleGateは積極的に名前解決してくれるので、「アカウント名#存在しないドメイン」とやると、DNSの設定によっては自動的に補完してくれちゃいます。このため、指定以外の文字列でもサーバにアクセスできてしまうことがままあるのでご注意。

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