2008年4月11日金曜日

Sparseファイルの取り扱い方法

XenのイメージファイルをSparseファイルにしておくと
未使用領域を圧縮した状態になる。

■メリット
・イメージファイルのディスクスペースの節約になる
・コピーが速い(イメージファイルを量産する時に有効)

■デメリット
・書き込み速度がとても遅い
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/xen02/xen02b.html
・ファイルが膨張するとHDDから溢れて壊れる可能性がある。
・対応したコマンドで取り扱わないと、元に戻る。

■取り扱い方法
○コピー
# cp --sparse=auto [コピー元] [コピー先]
# rsync -avS [コピー元] [コピー先]

○GNU TARで圧縮/解凍
圧縮 # tar zcSvf [書庫ファイル] [格納するファイル]
解凍 # tar zxSvf [書庫ファイル]

○通常ファイルをSparseファイルにする
# cp --sparse=always [コピー元] [コピー先]

○Sparseファイルを通常ファイルに戻す
# cp --sparse=never [コピー元] [コピー先]

○実容量を表示する
# du -h [ファイル名] ※ワイルドカードOK
↑ls -lと比べてみよう。

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