以下のような構成があるとします。ていうか、あります。
サーバA:FreeBSD(ZFS)
サーバB:CentOS6.2(GlusterFSクライアント)
サーバC:CentOS6.2(XFS/GlusterFSホスト、ローカルでレプリケーション構成)
サーバCは複数のGlusterFSボリュームをエクスポートしており、サーバBはそれをmhddfsで束ねてマウントしています。このマウントポイントを「/hogemoge」とします。
この状態で、サーバBにて以下のようなrsyncを実行します。
rsync -a サーバA:/hoge/moge/* /hogemoge/
つまりサーバAからrsyncプロトコルで読み出し、サーバCへmhddfs+GlusterFSを介して書き出します。
すると500ファイルに1件くらいでしょうか。ファイルのタイムスタンプ(Modify)が失われる現象が発生するようです。由々しき事態です。
タイムスタンプが失われたファイルには、(ZFSが1sなのに対し)1nsの日付分解能をもつタイムスタンプが書き込まれています。ファイルを書いた時点のタイムスタンプが適用されているようです。rsyncによる日時の修正処理が適用されていない状態になっているようです。
原因は不明ですが、何らかの理由でタイムスタンプが正しく設定されていないタイミングで「ファイル情報に不一致があった場合、新しい方を正とする」というGlusterFSの仕様が発動して不要なレプリケーションが走ってしまい、不正なタイムスタンプが設定されてしまっているのかなぁと想像したりしています。rsyncがファイルを書き込んでタイムスタンプを修正した後、GlusterFSが片方のファイルのタイムスタンプを更新した段階でファイルの復元処理が走り、新しいタイムスタンプのファイルで上書きされてしまったりしているんじゃないかなぁと。
ローカルで2台レプリケーションっちゅー構成がイレギュラーなのかな。。うーん。。。
やっぱり本物のハードウェアでテストしたいなぁ。。
0 件のコメント:
コメントを投稿