2008年3月29日土曜日

Xenで遊ぶぞ

とりあえずXen入れて、ライブマイグレーションしてみる。
「OSとはインストールするものではなく、コピーするものである」という哲学に沿って、使い回せるイメージの作成を目指します。


# virt-install -n hoge -r 256 -f /kfs/hoge -s 4 --nographics -l ftp://ftp.riken.go.jp/Linux/centos/5.1/os/x86_64

hogeという識別子をつける(-n)
256MBのメモリを割り当て(-r)
/kfs/hogeというファイル名で仮想ファイル[xvd形式]を作成する(-f) ←これは識別子と揃えておいたほうがいいぞ
4GBの仮想ファイルを作成する(-s)
GUIは利用しない(--nographics)
指定ftpからインストール(-l)

Domain-0のメモリが足りないとき、無理矢理圧縮する方法
# xm mem-set Domain-0 128

インスコ時はDHCPにしとくと、後でイメージコピーできて便利だぞ

とりあえずオプションはデフォルトで進める。
ソフトパッケージはカスタムして空っぽにする。(コピーして使い回すため)
あと普通にカスタム。

# yum install yum-fastestmirror
# yum -y update
# wget http://prdownloads.sourceforge.net/webadmin/webmin-1.410-1.noarch.rpm
# rpm --install webmin-1.410-1.noarch.rpm
# rm webmin-1.410-1.noarch.rpm

webmin設定する。
いらないスタートアップも消す。
こんなもんかしら。
DHCPで割り当てられたipは
# ifconfig
で調べられるぞ。

Xen自体は、
XenのHTTPインターフェースを有効化
# vi /etc/xen/xend-config.sxp
(xend-http-server yes) #どうも落ちる。原因不能。
(xend-port 8000)
(xend-address '192.168.1.100') # 接続元を限定
# service xend restart

Xenのマイグレーション有効化
# vi /etc/xen/xend-config.sxp
(xend-relocation-server yes)
(xend-relocation-port 8002)
(xend-relocation-hosts-allow '')
# service xend restart

ライブマイグレーションする
# xm migrate moge hoge.com --live
ネットワークコネクションも切れず、数秒で移動させられる。かなり実用的な機能のようだが、しかし使い道が思いつかない・・・

1:超RAIDで可用性バリバリだがCPUが弱い共有ストレージを用意する
2:OSを数台のPCで動かし、メンテ時や過負荷時にマイグレしたりしてみる

そうするとディスクのメンテナンスコストは抑えられそうだが、一台壊れると影響範囲が極めて広く、それって結局可用性が下がっちゃって意味ないような気がする。
読み書きが集中したらパフォーマンス落ちるし。
うーん・・・ 一体、何に使うんだろう・・・。。。

DHCP、オンメモリ運用、書き込み無しを前提に、サーバをポコポコ増やしまくる用途なら効くような気がするが、それってライブマイグレーションなんか実はどうでもよくて、ディスクのイメージ化のほうが重要だったり。あー、しかしDHCPだとトラブったサーバを特定できないから、ポコポコ増やすにも向いてないね、やっぱり。

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